経営事項審査申請・入札参加資格申請4（経審審査項目　技術力について）

　

今回も引き続き経営事項審査申請について記載します。

　　

今回は経営事項審査申請の審査項目の内「技術力（Ｚ）」についてです。

　

参考までに、経営事項審査等評点の計算式を載せます。

「総合評定値（Ｐ）＝0.25（Ｘ1）＋0.15（Ｘ2）＋0.20（Ｙ）＋0.25（Ｚ）＋0.15（Ｗ）」

※①Xは（X1)と（X2)にわかれております。

　

技術力（Ｚ）

　

Ｚ ＝経営規模等評価の結果に係る数値のうち、技術職員数および元請完成工事高に係るもの

　

以下の式に当てはめて数値化します。

　

Ｚ＝許可を受けた建設業の種類別の技術職員の数の点数（ｃ） × ０．８ ＋ 許可を受け
た建設業に係る建設工事の種類別年間平均元請完成工事高の点数（ｄ） × ０．２

　　

（ｃ）は在籍する技術職員数から技術職員数値を算出して表に当てはめて数値化します。

　

（ｄ）は許可を受けた建設業に係る建設工事の種類別年間平均元請完成工事高を表に当てはめて点数にします。

　

※（ｃ）（ｄ）の表は各都道府県の経営事項審査申請マニュアルに記載があるとおもいますので、そちらをご覧になって下さい。

　

技術職員数値の算出方法
１級技術者であって監理技術者講習受講技術者数 × ６点
＋ １級技術者であって監理技術者講習受講者以外の技術者数 × ５点
＋ 監理技術者補佐であって１級技術者以外の技術者数 × ４点
＋ 基幹技能者 または 建設キャリアアップシステムの能力評価基準レベル４の
技能者であって１級技術者および監理技術者補佐以外の技術者数 × ３点
＋ ２級技術者 または 建設キャリアアップシステムの能力評価基準
レベル３の技能者であって １級技術者、監理技術者、基幹技能者および
レベル４技能者 以外の技術者数 × ２点
＋ その他の技術者数 × １点

＝ 技 術 職 員 数 値

　

こちらの数値を該当する表の箇所に当てはめて点数に換算します。

　　

技術力（Ｚ）については、技術職員数が大きいウエイトを占めるので、できるだけ在籍している職員さんに資格を積極的に取得して頂くことが点数アップに繋がります。

今回は「技術力（Ｚ）」についての説明でした。

　

次回は、経営事項審査申請「その他の審査項目（社会性等）（Ｗ）」について説明させて頂く予定です。

　

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※2022年7月5日作成時の情報です。